ガダルカナル島はどこにある? 地図や行き方、現在は観光はできる?
ガダルカナル島といえば、第二次世界大戦において激戦地となり日本軍敗北の端緒となった場所。実際その場所がどこにあるのか、行き方や現在どのような島となっているのかあまり知らない方が多いのではないでしょうか。
そこで終戦記念日を前に、未来永劫の世界平和を願って戦地のその後をまとめてみたいと思います。
ガダルカナル島の位置は? 場所を地図で確認
ガダルカナル島は南太平洋のメラネシアに存在する島嶼群・ソロモン諸島のうち最大の島です。
もう少し拡大して見てみましょう。
ガダルカナル島への行き方
日本からガダルカナル等への直行便はありません。
・パプアニューギニアのポートモレスビー経由
・オーストラリアのブリスベン経由
このいずれかが便利です。
→首都ホニアラのホニアラ空港(旧ヘンダーソン空港)が到着地となります。
ガダルカナル島の歴史
1568年 スペイン人探検家にによりソロモン諸島発見
1893年 イギリスの保護領に
1942年(昭和17年) 日本軍上陸
1943年(昭和18年) 日本軍撤退
1978年(昭和53年) イギリスからの独立。ホニアラが首都となる。
ガダルカナル島の戦い
1942(昭和17)年8月から1943年2月7日にかけてガダルカナル島で行われた戦い。
日本軍が建設開始した空港をアメリカが占領。そこから約半年の間激戦が展開されました。
(日本軍名ルンガ飛行場→ヘンダーソン飛行場)
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなどの連合軍との交戦で日本側は敗北に終わり、日本軍の死者は約2万人と言われています。
「激戦」と言えど実際は展開した日本軍部隊のうち多くが補給路を断たれ餓死による戦死者が多かったそうです。
ガダルカナル島の観光事情は?
このような悲しい歴史を持つガダルカナル島ですが、今は観光で島を訪れることが可能です。
昨日のお部屋の写真はウェスタン州のガトカエ島というところのロッジでした🌿風景はこんな感じです。波の音を聴きつつ寝て、起きたらすぐ海に飛び込めそうですよね🏝️ちなみにソロモンの海は朝も冷たくないところが多いので「ヒヤッ😖」ってなりません。 pic.twitter.com/arx3FnGUfy
— ソロモン諸島政府観光局(公式) (@solomon_japan) August 11, 2020
この夏は里帰りされない方も多いかと思います。ホニアラで働く人がホニアラ付近の島に帰るときに利用する、バスターミナルならぬボートターミナルはこんな感じです🚤🚤ボートはソロモンの必需品🇸🇧🇸🇧 pic.twitter.com/mjgPoImnUF
— ソロモン諸島政府観光局(公式) (@solomon_japan) August 12, 2020
菊月も眠るトウキョウベイに横たわる米軍の輸送艦LST342🇺🇸最後は一時、米軍の郵便局として使用されていたそうです🇺🇸フリー写真として提供します🇺🇸#ソロモン諸島 pic.twitter.com/WtapR8jiLI
— ソロモン諸島政府観光局(公式) (@solomon_japan) August 1, 2020
美しい海が特徴的なガダルカナル島ですが、訪れる際には必ず戦没者の方への慰霊も忘れないようにしたいものですね。