必ずしも家を買うことが幸せではないその理由
家族を持ち、こどもも生まれた。そろそろ安定のために家を購入しようかな?
そんな気持ちでマンション購入を検討されている方はたくさんいらっしゃると思います。
でも、必ずしも家を買うことが幸せや安定につながるわけではない…私個人的にはそのような気持ちが強いです。
今回はどうしてそのように思うのか、そのわけを書いてみました。
社会的な変化
これから1年後にオリンピックを迎え、その後の日本の経済状況がどうなるか先行き不透明です。
今現時点でも日本国内に空き家がどんどん増え続けています。
環境面での不安
いつどこで大きな災害が起こるかわからないこのご時世、
立派な住宅を35年ローンなど組んで購入されたとして、その後に地震や津波の被害を受けた場合、
ローンだけが残ってしまいます。
賃貸ならば住みかえればよいという話ですが購入してしまった場合にはそのようにはいきません。
現状のまま続くとは限らない
住宅を購入する際には、「現在のお給料でどのくらいまでローンが組めるか」というところだけに焦点があたりがちです。
でも、予期せぬ怪我や病気で働けなくなった場合はどうでしょうか。
また、入居してから周辺環境と合わないことがわかったり
こどものいじめ問題などに遭遇してしまったら…?
賃貸ならば様々な変化にフレキシブルに対応しやすいですが
万が一のトラブルや変化を余儀なくされた時の行動の足かせになるような住宅ならば、
ない方が人生を良い方へ運ぶには便利だという見方もあるのではないかと思います。
まとめ
どうしても人は変化というものを想定することが苦手です。
怖いですし、変化なんてない方がいい。
でも、どんなに「安定している」と傍からみて思われるようなことでも、一生何の変化もなく不動のことなんて絶対にありえないのです。
万が一の時に備えて保険に入る、というのも一つの選択ですが
高い保険に入るのをやめて「変化の時に変化に合わせられるようなライフスタイルにしておく」という方法もあります。
もしも今、
「そろそろ家を買っておかないとローンが組めなくなるしな~、でも正直キツイんだよな~」とか
「こどもや親がこれからどうなるかわからないから大きな買い物はしないでおきたい」と心の中で思っていらっしゃる方は、周りの意見や年齢などで焦って購入を決めなくてもいいかもしれませんよ。
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