ダンス関連のお仕事はダンサーだけではない

仕事・副業

ダンス関係の仕事は「踊る」だけじゃない!? 見落としがちな14個の選択肢

2019年4月14日

必ずしもダンサーだけがダンス関係のお仕事というわけではありません。

 

ダンサーになりたい! と夢見る人にとって、「ダンサー」は唯一の夢の選択肢に見えてしまいがち。

でも実際の現場に立つと、ダンサー意外にもいろんな選択肢があるんだな~と気づきます。

 

今回はダンサーで経営者の私から見た「ダンスに深く関連するお仕事」について書いてみたいと思います。

ダンス関連のお仕事を目指している方に届きますように。

 

ダンサー

ジャンルによって活動の方法は様々です。

・ダンスカンパニーに所属する

・歌手のバックダンサーとして活動する

・芸能事務所に所属する

・自分で営業する

などの方法でお仕事として活動することができます。

 

インストラクター

ダンサーだけでは食べていくことが難しく、インストラクターを兼ねている人が大多数です。

スポーツクラブやカルチャースクールで教える、ダンススタジオに雇用されて働く、自分でダンス教室を主宰する、などの方法があります。

 

振付師

これだけで食べている人は少なくその大半がダンサーやインストラクターを兼ねているケースがほとんど。

振付師としての就職口を探すのは困難なのでSNSの力で自分で拡散していく方法でチャンスをつかむ可能性が高まるでしょう。

 

照明

照明

地味ですが舞台やステージを彩るとても重要な役割です。

ダンスとはまた違った角度からの専門的な知識の習得が必要にはなります。

 

ダンスと関係ないじゃん! と思われるかもしれませんが、おおありです!!

ダンスのことや音楽について詳しく魅力をしっかりわかっている照明さんは能力が全然違う。

 

ダンサーさんと音楽が織りなす空間の魅力を最大限に引き出す役割と言っても過言ではありません。

 

音響

意外とダンサーさんでも音響のことはよくわからないという方が多いです。

曲の編集ができない、苦手、などという人もたくさんいます。

ダンサーさんを音楽面でサポートする役割、というのも充分需要がありますよ。

 

写真撮影

写真撮影

ダンスの写真って、正直めっちゃ難しいです。

適当にお客さんが撮った写真なんて、大体がおばけみたいになります。笑

 

見せどころを熟知している人が取ってくれると安心。

写真そのものの技術はまたダンスと違った専門知識が必要ですが、

美意識とセンス、そして決めの瞬間を知っているという点でそれが無いカメラマンよりも一歩どころではなく十歩くらいはリードしていますね。

 

動画撮影

これまたダンスの魅力を多くの人に伝えるためには欠かせない存在。

撮影と編集能力はひとりよがりではなくダンスとその世界観が120%伝わるように映し切り取ってくれるカメラマンというのは非常に貴重です。

衣装

衣装制作というのも立派なダンス関連事業です。

デザイン性はもちろんですが、動きやすさや舞台上で観た時に映えるかどうか、照明の下で映えるかどうかはふつうの洋服とちょっと事情が違うんですよね。

 

フライヤー制作

イベントや公演の魅力を伝えるためになくてはならないフライヤー。

こちらもダンスのことをしっかりわかっていると強いです。

 

かつデザインとマーケティング能力があるとさらにいいですね。

 

サイト制作

ダンサーの活動を世に知らしめる重要な役割です。

注意してほしいのは、ダンサーはウェブサイトを制作する際デザインに強いこだわりをもつことが多いです。

 

ですが、サイトの重要な役割は「知ってもらうこと」。

 

マーケティングの知識やSEOの知識を持つ必要があります。

いくらデザインが素敵でも、見てもらえなかったら存在しないのと一緒です。

 

本当の意味でダンス業界のためになるサイトを作れるようにした方がよいです。

 

マーケティング

これは正直どんな仕事をする人でも勉強しておいて損がないと思います。

特にダンス業界は体育会系な思考で成り立っているシーンが現在も多く見受けられます。

ダンサーの事情を理解した上でマーケティング面からのサポートをするというのも立派に仕事としてなりたつのではないでしょうか。

 

スタジオ経営

王道かもしれませんがダンサー・インストラクターとして知名度が上がり、固定の生徒さんがついてきたらダンススタジオを経営するということも手段のひとつです。

でも、ダンサーから経営者になると「自分がずっと働かなければならない」という錯覚に陥る人が多く、

数年でクローズ、ということも多々…

 

経営には経営の勉強、マーケティングの勉強をしっかりとしなくてはならないと思い知らされます。

 

 

プロデュース

イベントや企画をプロデュースするという働き方もあります。

就職口としてはなかなか見つかりづらいかもしれませんが、今はSNSやインターネットの力を使ってセルフプロデュースする時代ですから、会社に頼らない働き方を考える方がスムーズにこの道に入れるかもしれません。

 

関連ショップ経営

ダンスグッズや衣装、レッスンウエアなどの関連ショップを経営するというのもひとつの手段。

店舗を構えたり人を雇用すると固定費がグンと上がりますがネットショップならばリスクを最小限に抑えることも可能です。

仕入れリスク、在庫を抱えるリスクも生じますので商品の回転率には注意しましょう。

 

ダンス関連のお仕事まとめ

このように、ダンスに関わるお仕事はダンサーだけでなく多岐に渡ります。

 

肉体や年齢に大きく左右される職業ですし、いつ怪我や病気でそれまでと同じ働き方ができなくなるとも限りません。

 

あまり働き方を自分で狭めて決めすぎずに、自分の持ちうる能力を最大限に使うのがおすすめ。

その上で、複数の収入の柱を積極的に持つようにすること、変化に対応できるようにしておくのがコツです。

 

ダンサーに限らず、自分の人生をひとつの会社だけに預けるって、相当リスキーです。

逆に、世の中のニーズを知り、自分の能力をくっつけたり細分化したりしながら既存の価値観にとらわれずに働くことができればどこでも、どんな形でもきっと活躍していけるでしょう。

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