本日のNHK BS1スペシャルは「幻の山カカボラジ全記録~アジア最後の秘境を行く~」でした。
NHK BS1 08/02 14:00 BS1スペシャル「幻の山カカボラジ 全記録~アジア最後の秘境を行く~」 #nhkbs1 #BS1スペシャル https://t.co/lx6NyEIDAM
— NHK BS1 (@NHK_BS1) August 2, 2020
見逃してしまった方むけにカカボラジ山についてまとめてみたいと思います。
カカボラジ山はどんな山? 高さや難易度、気候は?
カカボラジ山の標高は5881メートル。ミャンマーの最高峰、というのみならず東南アジアで最も標高の高い山です。
年中雪に覆われ、常に雲に隠れているためふもとの村の人たちもまともに見たことがないと言われている幻の山。その位置や正確な標高さえも厳密には分かっていませんでした。
ベースキャンプまでは240キロの熱帯雨林を1ヶ月ほどもかけて歩きます。(それを想像するだけで無理…)
毒蛇やヒルがうごめく過酷な自然をかき分けて進むと今度は灼熱からマイナス10度の氷の山の世界。
わかりきったことではありますが、並大抵の体力では近づくことができません。
登山の難易度は見方によって変わるかと思いますが、確実に世界ランキング上位の難易度でしょう。
「カカボラジ」を英語で言うと? 意味は?
「カカボラジ山」を英語で表記すると "Hkakabo Razi Mountain"
現地の言葉で「石だらけの、荒れた」という意味だそうです。思わずよけそうになるほどの恐ろしい落石もカメラに収められていましたね。
画面で見ているだけでも心臓に悪い。。。
それほど危険度の高い山だということが名前にも表されています。
カカボラジ山(Hkakabo Razi)の場所・地図
カカボラジ山の場所はミャンマーの北部に位置しており、中国とインドに接しています。
カカボラジ関連の本は?
まとめ
今回改めてすごいなと感じたこと。
世界最高ランクの難易度の山に挑む登山者の方はもちろんのこと、過酷な環境で機材を抱え最高の映像を撮影しているスタッフの皆様。つい存在を無に感じてしまいがちですが、彼らなしにそのドラマを我々が知ることはできません。
また、お金と時間、労力も気力も体力も大量に使いまくり、テレビというプレッシャーと大衆の期待を背負った中でも初登頂まであと残り僅かのところで英断されたこと、本当に素晴らしかったです。
惜しかったなとも思うけれど、挑戦したことに意義がある。
あそこまで行ったことに価値がある。