引き寄せの法則やスピリチュアルが効かないのは…?こんな人には効果がない、具体的な失敗例

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引き寄せの法則やスピリチュアルが効かないのは…?こんな人には効果がない、具体的な失敗例

2020年7月8日

スピリチュアルや引き寄せの法則など効かない!と言っている人には共通した特徴があります。

 

あなたは「引き寄せの法則」を実践してみたことがありますか?

私は、あります。

 

周りの大企業の社長様たちを見て

うまく活用されていらっしゃる方が多くいたことがきっかけ。

 

本を読んだり、話を聞いたり。

スピリチュアル系のお話や占いも興味を持ちました。

 

これから私、すごい良くなるかも!

と聞くとなんだか気分が高揚してワクワクしましたし、

今どん底にいる現状ももう少しで抜けられるかも?と希望が持てるような気がしていました。

 

でも実際は…

借金が膨らんでいました。笑

 

よいことを書いてあった占いも…当たりません。

 

すでに自分で事業を始めていたものの、

傍目には大きなチャレンジをしているように映ったかもしれませんが、内情は自転車操業。

 

しかしそれまで自分が気づいていなかったポイントに気づいてからは

収入が増え、時間も増え、理想的な人間関係へ。

 

気づかぬうちに環境が以前と全く変わっていることにふと気が付きました。

 

がむしゃらにやっている時はむしろ「全然効果ない!」と思っていたくらいだったのですが

その時には明らかな効果を実感していました。

一方、自分だけでなく周りにも「引き寄せの法則」の類を実践している人は数多くいて、

でもその多くは以前の私と同じように「実際は効果を感じていない」という人がほとんど。

 

失敗も効果も味わった私なりの目線で、

引き寄せの法則が本当に効くのかどうか、効果を感じない理由などをまとめてみた記事になります。

 

 

「引き寄せの法則は効かない!」と思い込んでしまう理由

引き寄せの法則が効かないと思い込んでいる方の多くは、

自分で行動することなしに「引き寄せのテクニックを使ったからオッケー。後は待つだけ。」と思っています。

 

おそらく「引き寄せの法則」というネーミング自体がこの意識を生みだす理由の一つにもなっているのではないでしょうか。

このテクニックに頼れば万事OK。

これはある種の依存です。

 

では、なぜこのような依存が生まれるのでしょうか。

その根底には自分に対する強い自己否定感が存在します。

 

今までできなかった自分に意識が向かいすぎて、

自分ではどうもできないから神様お願い!というイメージが独り歩きして妄想になってしまうのです。

行動することも無しに。

 

ビジネスを成功させるのも、今の自分を変えるのも、理想的な未来を手に入れるのも。

それを可能にするためには「行動」なくしてはありえません。

 

そこにまず気づく必要があります。

 

引き寄せの法則が効かない!具体的な例

「引き寄せの法則」の方法の中から、実践してみた中で実際に効果が薄かったこと、

無駄に終わったものを取り上げてみますね。

 

イメージをすること

脳内で想像したり、イメージするために画像や動画を見たりすること、です。

自分が欲しいものや行きたい場所、

なりたい自分のイメージ写真を見たりすることが多いでしょう。

 

この項目に関しては、全然効果が無いわけではないと思います。

実際見ているその時は気分的に上がるのですが、ただ楽しくて終わり、という印象に終わりました。

 

 

声に出すこと

言霊、とよく言いますね。

口に出したことは現実に起こる。

「イメージすること」が脳内での作業であるのと対になっています。

 

引き寄せの法則のアファメーション(=声に出すこと)の方法ですが

「〜できました」と完了形で言いましょう、と言われています。

 

私も実践してみたのですが、正直むなしくて止めてしまいました…。

 

紙に書く

「声に出すこと」と同じように完了形で書くことがコツだと言われていますが……。

同じように虚しさが募るばかり。苦笑

 

余計に「無い」に意識が向きますね。

 

引き寄せの法則はそもそも本当に効果がある?

 

「イメージすること」「声に出すこと」「紙に書くこと」

をはじめ、引き寄せの法則の方法論を実践したのに効果が無かった、という人がいます。

過去の私のように…。

 

それは一体なぜでしょうか?

 

その理由は、

「イメージしたもの」「声に出したこと」「紙に書いたこと」

それらすべてが、自分にとって生々しく・臨場感を持って響いてくるということが無かったからです。

自分の現実とリンクできていない。

主体性を持って実感できていない。

 

ということが原因になっていると感じます。

所詮妄想。

の世界です。

 

引き寄せの法則の効果には即効性は必ずしもあるわけではない

引き寄せの法則は、「効果がない」わけではありません。

 

「効果を出しづらい人もいる」

「効果を感じるまでに時間がかかる」

 

というのは真実です。

 

というのは、願望や希望を実現させ成功へと近づくには「引き寄せの法則が叶えてくれる」わけではないから。変化を起こすのはあくまでも「自分の行動」です。

 

占いを見て「やったー今年は運気がいい」とか

ただひたすらイメージを描くことだけ部屋の中で続けていれば

起こる変化も怒らずにあなたの隣をすり抜けていくでしょう。

 

本気で「望む未来を引き寄せる」ための方法

では、本気で自分の未来を変えようと思ったら何をすべきなのでしょうか?

繰り返しになりますが未来を変える可能性があるのは「行動」だけ。

 

では、行動力をあげていくにはどうすればよいのでしょうか?

 

自己肯定感を高める

せっかくイメージをしたり紙に書いたところで、

根底に「そうね、でも私にはどうせムリ。」とか「そうなったらいいね。知らんけど。」みたいな感情が残っていたら効果があるわけはありません。

 

 

まず理想を書き出します。

おそらくこの段階では「そうね、でも自分はどうせ無理」レベルのことだけしか書き出せていません。

 

そこに達するために必要な行動を、日常の行動レベルまで落とし込んでピックアップすることが必要です。

そこで書きだした行動を、小さくてもいいので一つひとつ実行していきましょう。

 

 

ちっちゃくても構わないので、成功体験を積み上げる。

それを繰り返すうちに自己肯定感や自己効力感のようなものが育ってきます。

 

 

または、過去に「できるようになったこと」を書き出すのも効果的と言われています。

 

毎日歯磨きできた。でも

今日は早起きできた。でも

どんなにささいなことでも構いません。

 

成果を上げている人は必ずしも大きな挑戦を達成しているわけではなくて、、

今までできなかったちょっとしたことをできるようにする、を繰り返すことができた結果大きな変化が手に入ったということ。

 

他の誰でもなく、向き合うべきは自分自身。

未来にめざしたいあなたに向かうための一歩として何をしたらいいか、

本当にささいな行動にまで起こしこんでピックアップ→実行、が成功の最短コースになります。

 

自分は受け取るに値する

「手に入らない」「無いんです」と言う方に多いのが、

目の前にお金や人脈や何かよい機会を手に入れるチャンスがあるのにも関わらず、積極的にかかわることをしない、ということ。

身の回りの物や人間関係などを一度断捨離して身の回りを「自分にとって価値があるもの」「自分がときめくもの」で固めてください。

すると自然と「自分には価値がある」と自己肯定感の高まりを感じることができるようになるでしょう。

そうなってはじめて、素敵な人や多くのお金を自分に許せるようになるのではと思います。

 

小さな変化に気づいて大切に受け取っていく

何か大きな目標を達成しなければ認めない、そのような気持ちが目標の実現を遠ざけていることもあります。

物事を0か100かでとらえて、100じゃなければ「いや、まだ駄目だ」「自分にはない」と思っているようであれば、その手前の1や10に目を向けて大切に受け取る→そしてそれを積み重ねる、ということを習慣化しましょう。

 

まとめ

私は以前から「引き寄せの法則」のような方法論や占い・スピリチュアル・見えない世界のお話が割と好きでした。

ところが、そのような情報が好きでいろいろ勉強していたのにも関わらず、実際の生活と言えばお金もなければ信頼できる恋人もいない、自信が持てるキャリアもない…と人生に絶望。

 

そんな日々を何年も過ごしました。

 

今振り返ってみれば、その頃の自分は

自己否定感が強く、「誰か救ってくれないかな」、「いつかこの状況が変わる時が来ないかな」、と他人事のように考えていたな、と思います。

確かにそのやり方で、全く効果が0だったわけではなくて、多少「叶ったかも?」と勘違いしてしまうような出来事もあったのです。

でも、それは一過性の出来事。

イベントに過ぎません。

 

自分の底力がレベルアップしたわけでもないのに、それに気づかないまま(気づかないふりをしながら?)本当に必要なことを見ないふりしていたような気がします。

いわば、

運やタイミング、他者に「依存」するような形。

 

お金に関しても人間関係に関してもタイムマネージメントにしても自分が主体となって選び対価を得ているわけではないので不安定です。

当然精神的に安定もしません。

 

今は自分の事業のひとつひとつの小さな要素を大切に、自分で責任を持ち働いていると実感しています。

主体的に選択する、主体的に動くということは、正直大変な時もあります。

でも比較してみれば、間違いなく今の方が幸せです。

 

やりがいを感じる事業を自分で行いながら

好きな人や尊敬している人と楽しく仕事をして、

愛する家族を第一に考えながら日々過ごすことができています。

 

少し前だったら

シングルマザーだし、養育費がもらえるわけでもない…

誰かいい人がいれば結婚して楽になりたい、と思ったこともありました。

 

でも今は全く思いません。

欲していないわけではなくて、

理想の自分になれば、それにふさわしい人が自然と近くにいるようになると信じているからです。

 

「いないからほしい」と強く願うことは

一見引き寄せたくて行っているように思えますが

自分が今「持っていない」ということにフォーカスしているので

願っている割に余計に遠ざける結果になります。

 

 

引き寄せの法則を実行しているのにうまくいかず、「お金」も「人間関係も」理想的でない、現実が変わらない…と考えていらっしゃるようでしたら

まず

「つまらない」「おもしろくない」「何かないかな」という考えをまず捨て、

「自分は必ずできる」「自分には無条件で価値がある」という考えに変えて行きましょう!

 

一気には難しいと思うので、

ほんのちょっとずつでも構わないのです。

 

その「ほんのちょっと」が日々積み重なってきたら

気が付いた時に「お金」や「よき人間関係」「よき環境」が手に入っているのではないかと思います。

 

 

「思考は現実化する」という言葉は有名です。

有名ですし真実であると思うのですが、実際に使いこなせている人は一握り、かもしれません。

「思考」は重要ですが

本当にあなたの環境をよき方向へ変えて行くのはむしろ思考よりも

その思考を基盤とした「行動」。

 

一歩を踏み出すのはいつからでも遅くありません。

今すぐはじめてみましょうね。

 

 

 

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