5月19日はボクシング記念日 | 今日はどんな日? 記念日の意味や由来、関連情報をチェック!
5/19は「ボクシングの日」です。
なじみのない方にとっては祝うことも知ることも少ない記念日ですが、ボクシングファンからすれば日本のボクシング界にとって重要な一日。
本日はこちらの記念日についてまとめてみました。
ボクシングの日の意味・由来
1952年5月19日は故・白井義男氏が世界フライ級チャンピオンのダド・マリノに判定勝ちをした日。
日本人として初めてのボクシングの世界王座を奪取したという記念すべき日となっています。
「日本プロボクシング協会によって制定された」という情報もあるのですが、「いつしかそう呼ばれるようになった」という記述もあります。
2010年からはじまったファン感謝祭をもって「制定された」という形になったのか…? と想像しているのですがここに関しましてははっきりとした資料は見つかりませんでした。
白井義男氏の経歴・戦績・名言・関連書籍
1943年11月26日、プロデビュー[4]。デビュー以来8戦全勝の成績を残す。
1944年海軍に召集。
1945年復員。
1946年8月、現役復帰戦となるノンタイトル6回戦に判定勝ち。
1948年7月30日、石森信之に2回KO勝ち。カーンと組んでから初試合・初勝利を果たした。
1949年1月28日、日本フライ級王座に挑戦。花田陽一郎に5回KO勝ちし王座獲得。以後3度防衛を果たした。
1949年12月15日、日本バンタム級王座に挑戦。堀口宏に10回判定勝ちし王座獲得。フライ級と合わせ2王座を同時保有。以後2度防衛を果たした。
1951年5月21日、ノンタイトル10回戦で現役世界王者ダド・マリノに判定負け。
1951年12月4日、ノンタイトル10回戦でダド・マリノに今度は7回TKO勝ち。
1952年5月19日、世界フライ級王座に挑戦。ここまで1勝1敗の王者マリノに15回判定勝ちし王座獲得。以後4度防衛を果たした(この日はのち2010年、日本プロボクシング協会によって「ボクシングの日」に指定されている)。
1952年11月15日、世界王座初防衛戦でマリノとの4度目の対戦となったが15回判定勝ちし決着をつける。
1954年11月26日、パスカル・ペレス(アルゼンチン)に15回判定負けし王座陥落。(白井義男 対 パスカル・ペレス戦)
1955年5月30日、世界王座再挑戦。ペレスとのリターンマッチに5回KOで敗れ、現役引退。なお、この試合の中継は最高視聴率96.1%を記録した。この数字は、2014年4月現在のテレビ放送視聴率の中で最高である。
引用: Wikipedia
白井義男氏の伝記を読みたい方はこちらもぜひチェックしてみてください。
ザ・チャンピオン (この道シリーズ)
『世界フライ級タイトルマッチ 15回戦』動画
世界のボクシングデーとは別?
ところで、日本だけでなく世界でも「ボクシングデー」という記念日があります。
これは日本のボクシング記念日とは全く違って、スポーツのボクシングとは全然関係がありません。
もともとはキリスト教に由来する休日でクリスマス翌日の12月26日を指します。
今では「バーゲンの日」という形で多くの小売店がバーゲンセールを行う日に発展したということです。
ちょっと間違えやすいですね。
ボクシングの日に開催されるイベント
2010年のボクシング記念日には、後楽園ホールにてファン感謝祭が行われました。
昨日開催した「ボクシングの日ファン感謝イベント」は、後楽園ホールが満員になり、大盛況となりました。ネットやスポーツ新聞で大きく取り上げられています!!
— ボクシングの日ファン感謝イベント情報 (@boxingdayevent) May 20, 2010
元世界王者たちのトークショーやキッズボクシング教室など、2010年の発足から毎年、社会貢献を目的に開催されているそうです。
今年2020年の開催に関して東日本ボクシング協会の公式ページやTwitter等では記載が見当たらなかったのですが、コロナの影響もあって開催は難しいかと思います。