会社に依存しない生活ってどんな生き方?
「会社に依存しないで生きよう!」という言葉は、副業解禁となって企業も終身雇用が難しくなったと明言しているこの時代よく耳にする言葉となってきました。
私は15年以上フリーランスで働いているので形の上では企業に依存しない生き方をしているとも言えます。
ずっと雇用されて会社員として働いていらっしゃる方には、「会社に依存しない」ということがどういうことかピンとこない、という方も多いようなので、実際どういうものなのかをご紹介いたします。
自分の力で収入を得て暮らすこと
会社に雇用されていれば、毎月決まった日にお給料が支給されます。
会社に依存しないということは、まずこのお給料がある日急に無くなったとしても、それはそれとして自分の力でお金を生み出せるか否か…
多くの人は、会社からのお給料が途絶えたら途方にくれると思います。
それは理不尽だと怒り、場合によっては会社を訴えようとしたり国を呪ったりするかもしれません。
でも15年以上就職しないで生きてきた自分から言うと、「いやいやいやいや会社ってそもそも絶対的では、ないよ!?」と思います。
会社に依存しないで生きていればもちろん稼ぐも稼がないも自分の責任です。
でも会社に所属しているからって、何も考えないで思考停止のままでいいの? と問われたら、どう考えても答えはNoなんです。酷な言い方かもしれませんが、それが現実です。
会社に依存しない生活のメリット
選ぶことができる
メリットはこの1点につきます。
これだけ聞くと「なーんだそれだけなの!?」って思うかもしれませんが、この「選ぶことができる」ってすごく大切なことです。
「選ぶことができる」=自由、です。
人間関係も無駄な通勤時間を不快な満員電車で過ごすことも拘束時間も理不尽なことも非効率なことも、選ぶか選ばないかは自分の意志で決められます。
でも会社に雇用されていたら選ぶことはできません。
会社に依存しない生活は「希望する/しない」という問題ではない
「でも私は起業とかする気ないし」と言っているみなさーーーーん!
これは、個人が希望するとかしないとかの話ではないんです。すべての人が考えなければいけない問題ですよ!
昨年は私の身の回りでも40代でクビ、とか思いがけない早期退職の話などに溢れていました。
あまりネガティブなことは言いたくないですが今年も同じか自体は悪化するでしょう。
2019年のように自然災害に悩まされることがあるかもしれませんし、いつ誰が体調を壊して今までの会社で働けなるかわからりません。
けして今すぐ会社を辞めて独立しろ! といっているわけではなくて、むしろ身近に独立したい人がいたら「すぐに独立しないでまず副業でがんばってからでいいじゃん。会社員ってすばらしいよ!」と一度は全力で止めます。
でも
「うちの会社副業禁止だからさぁ~」といって何も対策を打たないのは、私は違うと思います。
「いつでも起業できるけどまだしない」のと「起業しようにもできない」のは雲泥の差ですよ!
副業禁止の会社だろうと倒産すればその後のあなたの人生なんて知りません、になってしまうのが悲しくても現実。
絶対今から学んで準備しておくことが必要なのです。