ビートボクサーTASUYAさん | 教室でレッスンは受けられる? 初心者がやりかたを覚えるには
ヒューマンビートボックスかっこいい!
人間の口で楽器やレコードのスクラッチ音、ベース音などさまざまなリズム音を出して音楽を作り上げることができます。
身体一つで老若男女楽しめるアート…なんて素晴らしいのでしょうか。
あまりに気持ちが盛り上がりすぎて自分もやりたくなってしまったので調べた情報をまとめてみます。
TASUYAさんプロフィール・教室はある? レッスンは受けられる?
一般社団法人日本ヒューマンビートボックス協会代表理事
本名: 和田辰也
2011年 JapanBeatBox Championship2011 優勝
TATSUYAさんの教室情報を探したのですがたどりつけませんでした…
ワークショップなどの活動もされているのかな?
取り急ぎ協会のYouTubeチャンネルとTATSUYAさんのツイッターはフォロー。
https://www.youtube.com/user/JAPANBEATBOX
ヒューマン・ビートボックスとボイパ(ボイス・パーカッション)の違い
元々個人的には両者に別に違いというものはなく単純に2つの言い方が存在するだけのことかと思っていました。
ですが調べてみると、どうやら言葉の成り立ちとしては明確に分かれているらしく、その定義も人それぞれに多少違った捉え方をされているようです。
ざっくりまとめてみると以下のようになります。
ボイスパーカッション(ボイパ)
- アカペラ発祥で、打楽器の音色を口で表現
- 複数人の中の1パート
- 音楽寄り
- 基本的にドラムセットの音のみ
- 日本でボイパ(ボイス・パーカッション)と呼ばれ始めたのは2001年頃のテレビ番組「ハモネプリーグ」アカペラグループのパーカッションパートをこのように呼んだことがきっかけ
- 日本国内でしかこの言い方は使わない
- ヒューマン・ビートボックスの一種、ととらえる人も。
ヒューマンビートボックス
- ヒップホップ発祥
- 基本的に一人で行う
- パフォーマンス寄り
- ドラムセット、打楽器の音だけでなくベースや特殊音も表現する。
- 1970年頃、アメリカで発祥
- ドラムマシンやターンテーブルを買えない貧困層の人たちが口でマネをしてそれにラップを合わせたことがはじまりと言われている。
- 海外での呼称
基本的に「口で音を出して演奏する」という点では同じです。
英語ではVocal Percussion (ボーカルパーカッション)、Mouth Drums (マウスドラムス) と言います。
ヒューマンビートボックスのやり方
基本となる3つの音
ビートボックスの習得のためにまず必要になるのが「バスドラム」「スネア」「ハイハット」の3つの音を出せるようになること。
「バスドラム」
ドラムセットだと足元のフットペダルを踏んで出すひく~い音。
唇の破裂音を利用して出します。
「ブ」「ボ」の要領です。
(唇はあまり開かない…というかできるだけ閉じ気味の方が響きがドラムに近くなる)
口の形によって音の質感も変わってくるので、出しながら感覚を確かめたり、だんだんと文字上の発音は消して破裂音だけをならすような感覚に変えていきます。
「スネア」
中くらいの高さの音。
バスドラムと同じように唇の破裂音を使います。
音を発声する前に閉じた唇の前に空気をためてから唇を破裂させる感じ。
「ハイハット」
一番高い音。
ドラムセットのシンバル部分。
舌打ちをする感覚で「チッ」「ツッ」という音を鳴らす。
組み合わせてリズムを作る
3つの音が出せるようになったら組み合わせてリズムを作っていきます。
基本である「8ビート」の刻み方
「B:バスドラム T:ハイハット PF:スネア」とすると
B・T・PF・T・B・T・PF・T
というパターンの繰り返しが一番シンプルな形です。
…まずはここから練習だ!
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ヒューマンビートボックス TATSUYAさん | 教室でレッスンは受けられる? 初心者がやり方を覚えるには
ヒューマンビートボックスやボイパ(ボイス・パーカッション)が上手い人の多くは楽器そのものの演奏も上手な人が多い気がします。
最終的に楽器をやりたい人でもヒューマンビートボックスでリズムの感覚を身体にしみこませることはものすごーく有益&リーズナブルなのではないかな~と思うのでした。