アブラゼミの活動時期・鳴き声・オスメスの見分け方・素材まとめ
アブラゼミの季節ですね。
夏の暑さがより一層増しそうな鳴き声が特徴的です。
そんなアブラゼミの声もここ最近聞くことが少なくなったような気がするな…?とおもったので本日はアブラゼミについてまとめてみます。
鳴き声の音を文字で表現すると?
アブラゼミの鳴き声を文字で表現すると「ジージー、ジリジリ~」という感じです。
個人的には「ジじいいぃィイイィィィ~~~…」って書きたい。
アブラゼミの鳴き声のフリー素材はこちらにありました!
☟こちらはクマゼミ、ツクツクボウシなどの素材があります。「夏の山中4」という効果音素材はアブラゼミっぽいですね。
オスとメスの見分け方
そんな油蝉の鳴き声ですが、実はこの声を発生するのはオスだけ。
鳥と一緒で、鳴き声は求愛行動の一環なんですね。
そのため鳴き声を奏でる腹弁(ふくべん)というものはオスだけが持っていることになります。足のすぐ下にあるパーツです。
腹弁がないことと、産卵のためか全体的に身体がふっくらどっしりしているのがメス、という見分け方になります。
幼虫の抜け殻でも雄雌の違いは見てわかります。
こちらのサイトに写真が掲載されていました。
http://kusaki.way-nifty.com/mainiti/2015/08/post-3ac1.html
あぶらぜみの活動時期
季節: 7月上旬~9月上旬
羽化の観察に適した時期: 蝉が鳴き始めた頃から2週間~3週間程度
幼虫の観察: 夕方に地上に出てくるのでこの頃の時間帯がおすすめです。
家で飼育することは可能?
飼育をされたいという方にとって一番気になるのは「餌は何食べてるの!?」という点かと思います。
普段セミたちが食べ物にしているのは木の幹です。
口を直接つけて樹液を食べています。
ですが…
木を折ってきていれても、ぶっちゃけあまり食べません…
そして、虫かごがせみにとって狭すぎるのか、あちこち体をぶつける。
そして結果的に長く生きられない、という結末がほとんどです。
そのためセミを飼育することはあまりおすすめではありません。
「脱皮するところが見たい!」という方は自然界の中で観察できるといいですね。
アブラゼミの名前の由来
『アブラゼミ』という名前の由来は、翅が油紙を連想させるため名付けられたという説や、鳴き声が油を熱したときに撥ねる音に似ているため、『油蝉(アブラゼミ)』と名付けられた説などがある。引用: Wikipedia
英語では large brown cicada
学名は Graptopsaltria nigrofuscata
アブラゼミの生息地
北海道から九州の広い範囲で生息していますが、環境の変化により北日本では生息数が減少しています。
最近鳴き声を聞かないな…と思っていたのはこのせいだったのですね。