今のお仕事に、満足していますか?
職場の人間関係でうつになってしまったり、ブラックな職場環境に耐えきれなくなってしまった。
会社を辞めたいけど、上司に受け付けてもらえなかったり顧客へかける迷惑…いろいろ考えると辞めることができなくて、ということってありますよね。
今回は、仕事を辞めたいのに辞められない人が、負の連鎖を断ち切るためにとるべき手段についてまとめてみたいと思います。
どうすることもできなくなってしまった方にお勧めの「退職代行サービス」というものもあります。
まじめな人ほど「仕事を辞めることくらい自分でなんとかしなければ」と思い込んでしまって身動きが取れなくなってしまいますよね。
まずは、頼れる機関があるのだということを知り、活用できるならば存分に活用しましょう。
結局のところ、「辞める」しか選択肢はない
「辞めたいけど辞められない」この思考に陥っている時は、かなりの最終段階にあります。
「辞められないから」といって辞めないでいる限り、「辞めたいけど辞められない」という悩みが消えることはありません。
したがって、「辞める」と決めることがまず一番最初に必要なマインドセットになります。
辞めるためにどうしたらよいか、を客観的に見つめる
「辞めたいのに辞められない」と思っている方の多くは、「辞めたい」の方よりも「~でも、辞められない」の方に気持ちがフォーカスしています。
辞められない理由はなんでしょうか?
ひとつひとつその理由をはっきりさせることが必要です。紙に書きだしてもいいと思います。
- 上司に退職届を受け取ってもらえない
- 辞めたらどうなるかわかってるだろうなと脅された
- 顧客に迷惑がかかる
- 会社に迷惑がかかる
- 今の仕事を辞めたら次に仕事が見つかるかどうか不安
項目をひとつひとつ冷静に見る
たとえば上記のような理由でお仕事が辞められないのであれば、
- 上司に退職届を受け取ってもらえない→退職代行サービスに相談する
- 辞めたらどうなるかわかってるだろうなと脅された→脅迫行為は憲法上の「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。(第18条)」や「職業選択の自由(第22条)」を侵害されている可能性があります。
- 顧客に迷惑がかかる→顧客に迷惑がかからないタイミングを待っていたら辞められません。
- 会社に迷惑がかかる→あなたが辞めても仕事が回るように会社というものはできています。できていなければ会社が悪い。
- 今の仕事を辞めたら次に仕事が見つかるかどうか不安→不安だからというネガティブな理由で今の仕事にしがみついてはいけません。
責任感の強い人ほど、自分がいますぐに辞めたら何か法律違反を犯してしまうのではと思ってしまうことでしょう。
ですが、『当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。(民法第628条)』と民法の上でも定められています。
我慢して続けていることにいいことはありません。
究極のところうつになったりパニック障害を引き起こして、現実的に働けなくなる…結果迷惑をかけることだって充分考えられます。これは私の実際の体験談ですけどね、
何かを「やめる」ことは悪いことでもネガティブなことでもない
そもそも、あなたは何かを「辞める」ということがよくないことだという先入観を持っていませんか?
止めるということは別に罪でも悪いことでもネガティブなことでもありません。
世の中の多くの人は、よくないことだ、よくないものだ、自分には必要ないものだと薄々感じていても「やめる」「捨てる」ということができません。
余分なものを捨てることができないので、よいものが入ってくるだけのスペースがなくなってしまうのです。
結果としていつも余裕のない、もやっと嫌な気持ちを抱えたままに生活を続けています。
数年前から、「断捨離」という言葉がはやりましたよね。
断捨離は、何も物だけに限ったことではありません。
行動や人間関係など見えないものも、時折断捨離をしなくては、人はいっぱいいっぱいになってしまうのです。
よい未来を信じて「辞める」という決断をすることが必要
「仕事」は人生の中でとても大事な部分を占めるもの。
我慢したままいやいや取り組んでいたところで、自分にとっても家族にとっても会社にとっても不利益です。
「辞められないから続ける」というネガティブから発する行動は良い結果を産みません。
「よい未来を信じて辞める」という決断がその後のよい未来を産みだすのです。
どうしても自分で断ち切ることができないのであれば、退職代行サービスに頼ってみましょう。
退職届の提出や貸与品等も郵送での返却で大丈夫。上司や社長と話す必要はありません。
費用の面で弁護士に相談するのはちょっと…と悩んでいる方も相談しやすい条件ですので、ここで負のループをしっかり断ち切るために一歩を踏み出しましょう。