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【実録】どうして平凡な私が一文無しになったのか?え…!? こんな平凡な私が一文無しになった…? 実際の体験談と解決方法

2021年3月8日

お恥ずかしい話ですが
私は長らく一文無し状態から浮上できませんでした。

なぜそうなってしまったのか、なぜなかなか復活できなかったのか
問題の渦中にいる時には見ないふりしていたことについて考えてみたいと思います。

お金について無知だった

両親祖父母も皆「お金よりも義理人情」の人。
目立つことはするな、ふつうが一番の精神の一般的な日本の古きよき(?)家庭で生まれ育ちました。
家が悪い、というわけではないけれど…

どこか
「お金は悪」
「お金儲けは悪」
「お金のことばかり考えるのは卑しい」
という考え方のある人たちです。

結果として…家は裕福ではありません。笑

家の中は不要なものに溢れ、「安物買いの銭失い」って我が家の為にあるような言葉かも…(;´・ω・)と苦笑することも多々ありました。

そんな環境をおかしい、変えたい、絶対将来問題になるはず…
と思っていながらも家族を変えることはできず。

それでも自分だけ変わればよかったのですが
お金の勉強をすること自体が害悪のように思えて取り掛かることができませんでした。

いいわけのようになってしまいますが
「お金の勉強ばかりして親から卑しい奴だと思われるのが怖かった」
のだと思います。

家族のことを「お金のことをきちんと考えていない」「無駄な使い方をしている」「マネーリテラシーがない」と心のどこかで蔑みながらモヤモヤを抱えていたのに
大学生になり一人暮らしをすると
自分だって全くもって「なっていない」ことを肌でビンビン感じるのでした。

その頃鬱とパニックに悩まされていたこともあり、
「自分が制御できない」
「なりたいと思う自分になれない」
罪悪感と劣等感、自信の無さに
時が経てばたつほど自分ではどうにもできないほど心身が不調になってしまいまいました。

かさむ医療費。
当時大学生でバイトは必死にしていたものの流れ出るような出費をせき止めることができずに
余計にストレスが溜まり今度はアルコールや食べ物に逃げるようになりました。

ビジネスについて無知だった

自律神経を崩したこの状況では就職するのが恐ろしく
自分には就活をすることができませんでした。

残された道はフリーランスで独立すること。
ビジネスの知識も何もないのにそうするしかないという理由だけでなし崩し的に進路を決めました。

独立してからも生活は日々自転車操業。
支払いに追われ支払うために働き支払いに疲れ果てる、
そんな生活でした。

実益よりも見栄に引き寄せられてしまった

独立後、ひょんなことから店舗経営のチャンスを頂きました。

フリーランスでなめられるのが嫌だったという理由で実力よりも大きな仕事を得ようと躍起になっていた私には、「このチャンスを逃したら他はない…!」と
焦りの気持ちだけで契約を決めました。

初期費用は無いものの、
始まってみれば毎月の莫大な家賃に追われます。

1年も経たないうち、あっという間に資金が底をつき、さらには2000万円ほどの借金が残りました。

一文無し以下です。

まとめ

あまりにもお粗末すぎて話にならない黒歴史なのですが
どうして自分は一文無しになったのかもう一度考えてみました。

そこには、いつも行動を決断する時に「ネガティブな理由だけで人生を決めていた」という大きな問題がありました。

「怖いからこうしよう」
「これは私にはムリだから違う方にしよう」
「これをしたら親や友人に何か言われそうだからこちらにしよう」

そんな感じです。

「自分はこうしたい!」という希望や強い意志ではありません。

こうした行動の根源になっているのは
「自信の無さ」
「自己否定感」

です。

せっかく大きな店舗を任されてからも、業務は必死にこなしていたものの
なにしろビジネスの知識も何もないので効率の悪い、根性論で動いてばかりでした。

おまけに
意味の無い人脈づくり
身体にもよくない無意味な付き合い
時間の無駄

ただ動いているだけで「仕事をしている気になっていた」だけです。

「引き寄せの法則」のようなスピリチュアルな観点からいうと
自分の深層心理のイメージに近いものを引き寄せてしまうので自己否定が強すぎると実際に悪いことが起こりやすい
ネガティブな理由で選んだことは失敗しやすい
などと言われるかもしれません。

でもそれはけしてスピリチュアルのような曖昧なものではありません。
「目に見えない」という意味ではスピリチュアルと似ているかもしれませんが
「マインド」が腐っていたからです。

育った環境を理由にして学び続け、実践し続け、ステージを上げ続けることを怠ったからです。

成功するためには、
というか
一文無しにならないためには
取り立ててだいそれたことをしなければならないわけではありません。

小さくてもいいから目標を立て
それに向かう行動を設定し
実行
改善
するだけです。

そして目標が大きく道をそれないように日々学ぶこと。
とにかく知識に投資することが一番必要だと今となっては実感します。

これは中学生からだって精神的には十分可能。
自分が中学生の時だって図書館で本をあさるなどして十分に勉強できた話。

「誰かになにか言われたらいやだな」という他者目線で自分の行動を決めてはいけません。

自分がこう思うからこう行動する、という指標がなければ次の一手を打つことはできないのです。
そこを愚直に行っていないから問題の所在があいまいになり、修正が大変になってしまったと自覚しています。

そこから脱出した私だからこそ、もうぜっっっっっったいあの頃には戻らない! と強く思います。
自分のこれからについて、娘の未来について、日本の若い方々の未来について考えていくのは自分と使命とさえ感じます。

もし今悩んでいる人がいたとして
ちょっとでも参考になればいいなと思うばかりです。

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