40代で再就職できなくてもいいじゃない!
「就職」ってまともな人間の最低条件のように思われる方も多いかもしれませんが、
実際私は全然そんなことないと思っています。
大学生が一斉に就職活動するのもどうなの?って思うし、自分は就職活動しなかったけど幸せに生き続けている。
「ふつう」のアップデートをすべき。
失業してしまったら、すごく焦るし自分や社会、会社や国を攻めたくもなる。
でもよく考えると「就職」していることが生きるすべてではありません。
再就職できなくったってOK!
40代50代ともなるとなかなか再就職といってもすんなり決まるケースだけではありません。
スムーズに決まらない場合の方が多いです。
でも、お金を稼ぐ手段として、「再就職」というのは絶対条件ではありませんから
就職活動がうまくいかなくて自暴自棄になるくらいならば違う生き方を選択しても全然かまわないと思います。
終身雇用制という神話の崩壊
一時話題になりましたけれど、終身雇用制が崩壊を迎えていることは、もうとっくに露になっています。
みんな気づいていながらあまり声を大にしては言わない・見て見ぬふりをしていたはず。
でも天下のトヨタ様がはっきりと言ってしまった。
「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/051400346/
このことはとても大きなことです。
「年金が足りない」「老後資産2000万円」必要云々もそうです。
今までの当たり前が実は当たり前ではなかったことが、ここへきてぼろぼろともう隠せない段階にきています。
こんなに世間の常識は変わっていっているのに、一般的な市民の意見は正直まだあまり変わっていません。
ずっとフリーランスで生きてきた自分からすれば
サラリーマンでも少しの額でも自分の力でお金を生み出す経験をした方がいいと考えています。
でも多くの人は「会社が副業禁止だから」を理由にして何も動こうとしません。
会社が副業を禁止しているのは業務に集中するためなのかどうかはわかりませんが
会社が倒産に追い込まれてあなたがリストラにあうなんてことがあった場合、会社も国もずっとあなたを守ってくれるなんてことは絶対にありません。
なんでも会社や国のせいにして自分で何も考えず、何も行動しないのは怠慢に他ありません。
パラレルワークが当たり前の未来へ
今でも多くの人がパラレルワークという働き方をしています。
これは別に落ち着かない生き方をしているというわけではなく
リスク分散につながる考え方です。
「会社」に依存せず自分の技術や知識を軸にして生きているということでもあります。
どちらが尊いか否かと競争をしているわけではなくて、
もしもの時に備えるのは誰にでも必要なこと。
そういう選択肢がなかった方にとって生き方をまるっきり変えるというのは大変かもしれません。
でもこのまま崩壊をまつよりは、少しずつでも意識改革を行いながらほんの少しでもできる限りの行動を続けていくことがあなたの未来を守ることに役立つと信じています。