2020年までに家を買うな

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2020年まで家を買うな!? 今、家を買うと失敗するその理由

2019年7月18日

こんにちは!

20年間で10回引っ越しをした引っ越しマスターのハリーです。

そんな私が考える、「家は賃貸か?購入か?」について書いてみたいと思います。

家は買うべきでない

個人的な意見として、自宅として選ぶには、少なくとも今の日本では「購入は無し」です。

その理由として考えることを挙げていきます。

ローンを終えたら後は払うものはない?

まったくそんなことはありません。

「固定資産税」「管理費」「修繕積立金」は死ぬまで払い続けます。

固定資産税は築年数が古くなれば安くなりますが、土地(敷地権)の固定資産税は安くなりません。

もちろん修繕積立金は建物が古く、ボロくなればどんどん上がっていきます。

 

それに比べて賃貸の場合…

あなたは家賃を払うだけです。

 

固定資産税も修繕費も、すべて大家さんが払う責任を負います。

不測の事態に弱い

2020年までに家を買うな?

それに、せっかくマンションを買ったとして住んでみたら「上の階で騒音がひどく対応してももらえないモラルのない住人だった」となった場合どうでしょう?

賃貸だったらすぐに引っ越すことができますが、

購入してしまったらなかなか簡単にはいきません。

ご近所トラブルだって無きにしもあらず。

何かの事情でお給料が下がっても、賃貸なら安い家にお引越しをすることができますが

所有してしまった場合はなかなかそういうわけにはいきません。

 

人は、マンションを買う時に「今の収入でいくらまでローンを組めるか」というところにばかり気を取られてしまいます。

急にリストラされてしまったり病気で働けなくなったり

ご近所トラブルなどの不測の事態に備える、ということを基本的に忘れてしまいます。

 

私の場合、

ひとつの場所に長く住むことが嫌というのもありますが

上記の理由から、将来的にも

 

マンションに住むなら賃貸にすべき。

もうこれ一択ですね。

戸建ての場合は?

戸建ての場合はどうでしょう?

まず、赤の他人との共有部分が無い。

その点では住人同士のトラブル等の可能性は低くなります。

 

ですが、不動産は立地が全て。

現在、地方や郊外では空き家が激増して、もはや中古住宅は売れません。

これは最近テレビや雑誌等様々なメディアでも取り上げられているので周知の事実です。

 

私自身、東京から郊外に引っ越しをしたことで、現在の日本の住宅事情を身に沁みて感じました。

 

実は私が今住んでいる場所は6部屋程もある平屋の庭付き1軒家。

都心に出るのは不便ですが、賃貸で家賃は月1万円ほどです。敷金礼金もありません。

 

私の家が特別安いというわけでもなく、今、日本の郊外ではこのような家が溢れているのが現状です。

空き家のまま保持していても固定資産税は払わなくてはいけない。

それならばいくら安くしようと入ってもらえた方がよい。

そういう所有者さんはたくさんいます。

 

生活ステージに合わせて着替えられるのがこれからのおすすめ

不動産の性質云々ということよりも、

今、そしてこれからの日本って、先行きが不透明ではありませんか?

 

おそらく年金は破綻していくし、

急に会社が傾いてリストラなんてこともオリンピックが終わったら激増していくでしょう。

 

「今」の社会、そして「今」の自分の体力・気力・収入…だけしか見ることができなければ、じりじりと気づかぬように緩やかに首を絞められていくということは目に見えています。

まだ今なら間に合うと私自身は考えています。

将来自分が老いた先にも自分らしく楽しく暮らすために、既存の価値観に縛られず常にアップデートしていくことが必要だな、と思っているのです。

 

持ち家VS賃貸 どっちがお得!?

 

 

 

 

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