就活がうまくいかなくて悩んでいる人はこの世にたくさんいらっしゃいます。
うまくいかなくてへこんで自暴自棄になることも、うまくいかないからもうなにもしないといってニートになることも賢明ではありません。
でも一方、就職できないからといって人生詰むわけでは全くないのでその点は心配しないでください。
なんでそんなことを言うのかと言えば、私自身が就活というものから完全に逃げてしまった人間だからです。
4年制国立大学を出たにも関わらず、私は就職活動を一切しませんでした。
理由は「自分が会社で働ける気がしなかった」からです。
学生時代に散々いろいろなバイトをしてみた結果「自分は、自分の好きなことをするために少々うまくいかないことを乗り越える忍耐力はあるかもしれないけれど、会社に雇用されて理不尽な働き方に我慢をしたり非合理的な人間関係に消耗することに耐えるだけの忍耐力は一切ない」とはっきりわかっていたからです。
この記事はそんな私の目線で、「就活しているけどうまくいかない」という方に向けてメッセージを送る記事になります。
今現時点で就職活動に立て続けに失敗している、とか、働いてもすぐ辞めたりクビになってしまう、という方にとってもしかしたら参考になるところもあるかもしれません。
でもあくまで成功するかしないかはご本人次第ですけどね。
就職しようがしなかろうが、自分の幸せは自分でつかむものなのでそれはしかたないというのは大前提でお読みください。
就活がうまくいかないなら自分で起業しちゃえばいーじゃん
もうこれ一択です。
ハイ終わり。
うまくいかない傾向が強いとわかっているのに別のリスク分散を行わずに同じ作業を繰り返していることは時間の無駄になります。
どうしたらいいんだろうと悩んでいる時間も無駄です。
起業? そんなこと私にできるかしら…できっこない…かも…と悩んでいる時間も無駄です。
人生をよくする方法は一つ。
問題を解決できる可能性がある方法を見つけて決めたらすぐ行動する。
行動してうまくいかなかったらどうしてうまくいかなかったのか分析する。
どうしたらうまくいくのか仮説を立てる。
仮説に従って次の行動をする。
それだけです。
多分就活に成功している人の一部はたまたま受けた会社とご縁あって就職できていると思いますが
成功している人の多くは
問題を解決できる可能性がある方法を見つけて決めたらすぐ行動する。
行動してうまくいかなかったらどうしてうまくいかなかったのか分析する。
どうしたらうまくいくのか仮説を立てる。
仮説に従って次の行動をする。
この行動をひたすらしてる。
ひたすら高速でこの行動をしています。
うまくいっていない人は仮説を立てることも検証することも行動することもなく、ただただ「あ~まただめだった~私ってダメな子だ~」と落ち込んでいるだけです。
事実を認識することは必要ですが、そこに感情を挟むことは状況を改善することに対して無意味です。
自暴自棄になってもう死ぬしかないかもって思ってしまっている人も、「死ぬ」という非常に勇気ある決断をしてしまうくらいだったらあと100万回くらい生きるための仮設と行動と検証を繰り返すくらいできるはず。
死ぬしかないと思っているのは、「そこで生きるしかない」と範囲を決めつけてしまっているから。
どこか知らないところにいくもよし
誰も知らない場所で新生活を始めるもよし
本気で生活を変えたいと思ったら、他の何かを捨ててでも今うまくいっていない環境を一新して本当の意味で0からコツコツ土台を作っていきましょう。
生き方も生きるペースも、自分の自由です。
他の人にはあなたの価値を決めることはできません。
そもそも就職自体や企業にお勤めして「すでに形あるものの中で輝くこと」よりも「自分の力で0から積み上げること」で能力を開花することに長けている方も世の中にはいます。
「世間」の見方はまだまた学校を卒業したら企業に就職するのが「当たり前」という気風が強いですが、「当たり前」って何ですか? って話です。
人の意見ばかり聞いていないで自分の現状に就活がそぐわないなら積極的に違う道を選ぶ権利がすべての人にあります。
そんなに怖いなら就活しながら起業すればよくない?
起業という選択肢があまりにも怖いならば、就活を続けながらフリーランスとして働くこともできるように準備しましょう。
実際、起業をしようとして責任をもって勉強したことというのは企業で働くことができた先にも非常に役に立ちます。
はなから「会社に雇ってもらいたーーーーーい」という他者依存的な思考の人よりも、
自分の力でも働いて生きていけるけれど会社でも働いている人の方が会社からもクライアントからも重宝されるのは目に見えて明らかですよね。
就職できたとしたってそれで人生の終わりまですべてが保証されるわけではない
たとえ就職活動に成功したとしても、生涯ずっと雇ってもらえるかなんてわかりません。
その会社が生涯ずっと続くなんてことも確証はありませんしね。
実際2019年は今までよりもずっと身近で「解雇」や「早期退職」の話をたくさん聞きました。
これからもっともっと増えていくことは確実です。
国も企業も終身雇用や年金などの保障制度が崩壊していることを明言しているのですから。
ここまできてリスク分散のために副業をするとか投資をするとか、一切考えていない人がいたとしたら能天気としかいいようがありません。
いい家柄に生まれても結婚してもいい大学に行ってもいい資格があっても人生の終わりまですべてが保証されるわけではない
何かが成功した時、人はそれでゴールを迎えたような気になってしまうもの。
でも人生が終わるその時まで、何がその先起こるのかは本当に意味で知ることができません。
そんな不確定な人生を乗り越えていくために必要なこととは
常日頃から「学び行動する」ということを習慣づけて続けていくことだけ。
いい家柄に生まれようとも
お金持ちと結婚しようとも
いい大学に行っても
いい資格を取っても
人生をよりよくするためにずっと学び・思考し・行動することを続けていなければ
何か予期せぬことが起こった際に簡単に地に落ちて戻ってこられなくなります。
落ちるのは簡単です。
でもその習慣さえできていれば、落ちたものを自分の力で上げていくという選択肢をいつでも持つことができるのです。
就職できない人はどうしたら生きていける?まとめ
起業を志して行動するということは、そうしたよき習慣をつくることであり「知識」や「情報」、「経験」という何をもってしても奪えない資産をあなたの中に生み出すことができます。
逆に企業に守られて、家に守られて、何かに依存していると見えないもの。
変な言い方かもしれませんが、就活がうまくいかないことであなたは「自分で責任を持っていきるための機会を頂いた」という大チャンスを迎えているのです。
どんな人生も「あなたが選ぶもの」であり、「すべてあなたの責任」。
必ず幸せになりましょう!