こんにちは。
フリーランスでダンサーとダンスインストラクターとして15年、ダンススタジオや飲食店の経営経験があるハリーです。
「将来ダンス関連のお仕事をしたいけれど、現実を考えて、どこか大学に通いながらダンスの技術を磨こうかな~」と考えている方に向けて記事を書いていきたいと思います。
ダンスの実力云々が一番大切なことは言うまでもないことですが
ここではその点はまず置いておきますのであしからず…
どんな大学がいい?
せっかくならば直接的にしろ間接的にしろ先々ダンスのお仕事をするにあたって役に立つ大学(学部)に行きたいですよね。
ダンスにもさまざまなジャンルがあるので、どういったジャンルで活動していきたいかによって多少業界の状況が異なるかと思います。
体育大学…ダンス、舞踊学などを学べるところかダンス部に入るという手段があります。
音大…ミュージカル科
芸術学部のある大学
など。
また「ダンス関連」のお仕事をしたい場合、必ずしもダンサーだけが選択肢ではありません。
衣装、照明、音響などの裏方も立派なダンス関連のお仕事です。
ダンスの歴史を学ぶなどというのもよい経験として活かされるでしょう。
大学でなくてはいけないのか?
ですが、正直なところを言うと、本当に大学でないと学べないというのでなければ、必ずしも大学に行かなくてもよいと個人的には思います。
専門学校だっていいでしょう。
または働いてお金を生み出しながらダンスをするものよいでしょう。
そのお金をダンスの専門的な勉強や必要な資金に回した方がいいです。
なぜ?
昔は大学を出ていないとよい会社に就職するのに不利だったりしました。
でも、今はそんなことはありません。
大学教育が優れているかどうか、実践力があるものかどうかなんてあやしいところです。
今、もうすでにやりたいことがはっきりしているならば、
一刻も早くそこを目指すべきです。
おそらく、「ダンスのお仕事は現実的ではないから保険をかけて大学にもいっていこう」くらいの気持ちだったら、いつの間にか「大学に入ること」「大学でいい成績をとること」に目標がすり替わってしまっても気づかず4年間無駄にすることになりかねません。
ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、そんなことを言うのは、実は自分がそうだったから。
大学には行かなくてはいけない?
個人的なお話になりますが、私はダンスに関係の無い文系の国立大学を卒業してからフリーランスとして独立しました。
そのような経験をした立場から言えば、
大学に行かずに早く社会に出るべきでした。
自分で責任が取れるようにした状態でダンスを仕事にするための活動を平行してすべきだった。
行ったら行ったで、悪いわけではないのです。
なんでも、どんな経験でも表現の糧にはなります。
そこでしか出会えなかったかけがえのない友人にも出会えます。
大学に行くことを完全否定しているわけではありません。
でも、確実に短大なら2年、4年制なら4年間は大学に縛られるということは覚悟の上で挑んだ方がよいです。
目的がブレないように、気をつけましょう。
ダンス関連の仕事をするために必要なこと
どんなジャンルのダンスを専門にするか、
フリーランスで働くのか
起業するのか、
事務所に所属するのか、
どのような形でダンスに関わるか、という点に関してはまだ見えていないかもしれませんが、
確実に言えることは「お金の勉強」はどんな業種でも必須、ということです。
大学でもダンス専門のお教室でも、お金やタイムマネジメント、集客やマーケティングなど、ダンスがお仕事になってから以降のことについては実践的な内容を教えてはくれません。
自分で情報をキャッチしながらダンスの勉強と並行して行うとよいでしょう。
まとめ
一番大切なもの、それは「時間」です。
お金は失っても稼げば取り戻すことができますが、時間は一度失ったら取り戻すことはできません。
できるだけ早く取り組んで、自分に合うかどうか、やってみてどうだったか、早く見極めることが必要です。取り掛かりが早ければ方向転換も楽。その分年齢が早いうちに次の一手を打つことができます。
世間体や一般の常識にとらわれず本当に大切なところを見逃さないようにしてくださいね。
長い人生、やりたいことや目指すところが変化していくのは必然です。
だからこそやりたいと思ったことは早めに着手して実際の感触を生で知ることが必要。
人脈も必要といえば必要なのですが
良くも悪くも周りにいる人たちに必然的に影響を受けるものですから
自分が目標とする人たちの中に身を置いて、日々成長を目指していきましょう。
現代は、インターネットの力で個人が形にとらわれず自由に表現することができ、
直接的に顧客、クライアント、観客、、、に訴えることが可能です。
ぶっちゃけ言えばいつからでも「ダンサー」になり得てしまう世の中なのです。
レベルはどうあれ。
その使えるツールをどのように使いこなすか、ということが最重要課題になってきます。
自分の目標がブレないように「そこに至るために〇〇が必要だからやる」という思考に変えていきましょう。