今回は2010年に訪れたモーリシャスについて書いてみたいと思います。
モーリシャスってどんな国?
大きさ・面積
2040 km2
日本で言うと、東京都より少し小さいくらいです。
気候・環境
熱帯性気候で雨季と乾季があります。
南半球に位置しているので季節は日本と逆になります。
夏=12~5月…雨季
冬=6~11月…乾季
旅行におすすめの季節は12~2月くらいですがクリスマスシーズンと重なるため混雑することが多いです。また12・1・2月はサイクロンの発生率が多いので要注意。
言語・民族・宗教
モーリシャスの公用語は英語です。
学校教育では英語が使われますが日常的に使うのはフランス語とクレオール語。モーリシャス・クレオール語はフランス語が土台となっていて、加えて英語やアフリカ系の単語が混ざり合っています。
人口126万人のうちの過半数以上が19世紀にサトウキビ農場で働くために移住したインド系の人々であることから、宗教的はヒンドゥー教徒が多数派。
そのほかは華人、フランス系、アフリカ系等混血のクレオールなど多くの民族が共存する多民族国家。そのためキリスト教、イスラム教、仏教なども信仰されています。
歴史
16世紀にポルトガル人が到達。
オランダ、フランス、イギリスなどの支配を経て1968年に独立しました。
モーリシャスの場所を地図で見る
アフリカ、マダガスカル島の東に位置するインド洋に浮かぶ島国です。
モーリシャスへの行き方
日本からモーリシャスへの行き方は複数あります。
一般的なのはドバイ乗り継ぎのエミレーツ航空利用のパターン。私がモーリシャスを訪れた時にもこちらのルートを利用しました。
所要時間は日本からドバイまで約11時間、ドバイからモーリシャスまで約6時間のフライトです。
他には
・シンガポール航空でシンガポール経由
・エールフランス航空でパリ経由
などがあります。
モーリシャスへの旅行・観光事情
モーリシャスは観光業にとても力を入れている国。
高級な宿も多く芸能人も好んで訪れているとのこと。治安もいいので安心して楽しめます。
海が言葉にならないくらい美しいのですが、私が訪れた時期にちょうどサイクロンに当たってしまい…残念ながらその魅力のすべてを享受することはかなわなかったのですが、それでも素晴らしい自然とゆったりとした時間を過ごすには最高すぎる場所でした。
またいつか行ける時がきますように…。
※そんなことを書いていた矢先に商船三井の貨物船座礁の重大なニュースが目に飛び込んできた…! 事故とはいえ日本の船がこの場所を汚染している事実に悲しみが募るばかりです。
モーリシャス野生生物基金に寄付ができるそうです。
一刻も早く事態が収拾されることと、そしてできるだけ生態系に大きな被害が出ないことを祈ることしかできません…