この世の中に、アーティストになりたいという人は星の数ほどいます。
でも一方で、アーティストとして長い年月生きている人の数はそう多くはありません。
食っていけなくてやめてしまう、
稼げなくてバイトをしながら必死でやっている、
そうならないように何が必要なのか、知っておきたくはありませんか?
アーティストになりたいなら必ず身につけなければいけないこととは
ズバリ一番大切なことを簡潔に言うと
①専門領域の知識と技術
②ビジネス的思考
です。
なぜそんなことを言うのか?
ここに書いていることというのは、過去の自分への戒めとして書いています。
というのも、私は10年以上アーティストとして活動しているのですが、その期間の80%くらいはうまくいかないまま気合と根性でただ乗り切っていただけの人生。
数年前に転機があり、どうしても今までのように朝から晩まで働くことができない、という段階になって初めて自分の今までの働き方を見直すことになりました。
「アーティスト」といっても様々な職種があります。
ミュージシャン
作曲家
ダンサー
画家
メイクアップアーティスト
タトゥーアーティスト
。。。
数え上げればきりがありませんのでこのくらいにしておきますが、どの進むにも一番根っこにある基本原理は
①専門領域の知識と技術
②ビジネス的思考
です。
もっと言えば、アーティストに限ったことではありません。
スポーツ選手
美容師
ファッション関連
整体・マッサージ師
ネイリスト
どんなお仕事に関しても
①専門領域の知識と技術
②ビジネス的思考
この2つの視点はメッチャ大事です。
多くのアーティストの失敗
世の中のほとんどのアーティストは、専門分野を学んだあとに「それを趣味ではなく仕事にするということはどういうことか」という現実を学ばずにスタートします。
でも
①専門領域の知識と技術
②ビジネス的思考
この2つのうち、仕事にするという観点で優先順序をつけるとしたら
②です。
むしろ、①はそんなに無かったとしても②の力があるがゆえに成功しているアーティストという存在もたくさんいるのが事実です。
きちんと学んで身に着けたものなのか
周りの人がビジネス面をサポートしてくれているのか
天性の勘なのか
という違いはあるにしろ
「世に広めていく力」を確実に手に入れたいならば、どこかの段階でしっかりと②に向き合いましょう。
どんな風に勉強したらいいの?
「ビジネス」といっても、ただ闇雲に「お金とってこーい!」とか「お金を儲けるには…」といつも考えろと言っているわけではありません。
この点はこのサイトでもじっくりお伝えしていきたいと思っている一番のトピックですが
その前にサクッとお伝えすると鍛えた方がよいのは
「マーケティング」
「マインド」
「言語化する能力」
「記録に残すこと」
「リストの重要性」
「仕組化」
「自動化」
「インターネット」
「PDCA」
このあたりがキーワードとなってきます。
アーティストの中には天才肌の人も多く、プレイヤーとしては一流だけれども指導者には向いていない、という風になりやすいです。
そういった方は自分の活動を言語化して人に伝えるのが苦手なので、「人に任せた方が速い」ということもあるでしょう。
「餅は餅屋」という言葉もありますが
人に任せるなら任せるで、どのような点に気を付けて任せるのかというポイントは知っておいた方がよいに違いありません。