今年は新型コロナの影響により、リーマンショック以来の最悪の経済状態で、経済はガタガタです。秋には、さらにもっとひどい経済状態になるようです。
そうなると、企業の経営状態はひっ迫し、会社員(正規、非正規は問わず)は,リストラなどにより、再就職せざる負えなくなるかもしれません。
これから述べることが再就職するための一助になれば幸いです。
40代、再就職できない人の特徴!
① 転職回数が多い
「自分がやりたい仕事に就くための再就職」やリストラによる再就職が
があるので、回数が増える。意図的な再就職、現状によって仕方なく再
就職を行うことにより、理想的な再就職ができない状態に追い込まれる。
② 派遣やアルバイトを転々とした
意図的に派遣社員として働くことを目指した。就活状況により、就職でき
ず、仕方なくアルバイトを続けてきた。
③ 長期の離職機関がある
しばらくの間、就活・転職活動をしてこなかったことが大きな原因と
なる場合があります。
④ マネジメント経験がない
今の40代というのは団塊の世代であり、管理下で働くことが多かったので、
自分で何かをマネジメント(経営管理)をしたことがなく、現代のマネジ
メントを必要とする働き方についていけないのです。
⑤ スキル不足
それまでの職歴には必要ではなかった能力・スキルが現代では必須となる
のです。
⑥ 資格を取得していない
それまでの職歴では資格取得は必要とされず、技術・能力面だけが必要と
されたので、あえて資格を取得してこなかった。
⑦ 職歴やキャリアに自信がない
この場合はIT関連企業に就職する際の悩みに多く、これまでの職歴には
必要でなかったものが必要となり、必要とされる仕事能力・技術に関して
自信がないのです。
⑧ 細かな希望条件
今までの経験から、再就職する際の条件があまりにも細かすぎて、企業か
ら敬遠される原因になります。
⑨ プライドが高い
「自分にはキャリアがある分だけ仕事ができる」などと強調することに
より、就職する機会を失うのです。
⑩ 柔軟性がない
柔軟性がない・協調性がない・順応性がない人は企業にとって扱いに
にくいので、就職するのが難しいのです。
再就職を成功させるには!
① 長期化を覚悟する
40代の人が再就職する場合、再就職するのに1年以上かかることもありま
す。
② 適性を考えて応募先を吟味
自分の年齢から、「雇ってもらえるだけでありがたい。どこでも良い」など
と考えてはいけません。
「これからやりたいこと」などから応募先を決めましょう。
そのため、いままでのスキルや実績を見直し、新たなスキルの獲得を目指
しましょう。
一般的には、これまでの経験を踏まえた再就職を考えることになりますが、
これからの長い人生を生き抜いて行くには、異業種への再就職も考えに入
れなければなりません。
③ ネガティブな質問にも答えられる準備をする
面接では、必ず、退職した理由を聞かれます。
再就職活動が長期化した場合、そのことを指摘されることもあります。
このようなネガティブな質問に対して、ポジティブに答えられるように
準備しておきましょう。決してネガティブな質問をされても、会社側を
批判してはいけません。
④ 再就職先に求める優先順位を明確に
再就職活動では、優先順位を明確にしておかなければねりません。
40代の場合、家族のことも考えなければなりません。
例えば、「離職によってどのくらい収入が減るのか」「再就職先にどのくら
いの収入を求めなければならないのか」など、家族とも相談して条件を
決める必要があります。
⑤ ニーズがある業界を把握する
年齢に関係なく働く人を求める業界を選びましょう。
⑥ 年齢に応じた就職サポートを受ける
仕事探しの場は、代表的にはハローワークです。
その他に、各都道府県が運営する「中高年就職支援センター」、さらに
サポートを受けたければ、ミドル・シニア層向けの転職エージェントを
活用するのも良いでしょう。
まとめ
「団塊の世代」が終わり、「少子高齢化」の時代がやってきます。
そうなると、定年は65歳から70歳になる日も近いのです。
それに応じて、年金支給年齢も65歳から70歳になります。
今までよりも長い年月働かなければならないでしょう。
1つの企業で働く時代は去り、いくつかの企業で働ければなりません。
そのために、再就職するための心構えと準備をするのはもちろん、
長い間働くには、健康が一番大切です。健康には十分留意しましょう。