こんにちは。
私は大学生活の中で、なんと3年間休学しました。
その経験を元に、大学の休学届けに記入する休学届けの書き方について体験談を書いてみたいと思います。
精神的・メンタル不調という理由でも受理されます
「精神面の不調」ってすごく人に言いづらいですよね。
それに、どの程度が「ヤバイ」のか、認識の差があるので公的な文書にそのようなことを書いていいのか不安です。
でも結論から言いますと、精神的な不調が理由と書いてもほとんどの大学は受理されるはずです。
受理しないことがあったら、そちらの方がレアだと思います。
だって受理しない理由がないですから。
休学届けはシンプルでよし
こんなことを言うと拍子抜けするかもしれませんが、休学ってたいしたことではありません。しかも大学ならなおさらです。
規模の大きな大学ならば休学しようが復学しようがそんなに目立ちもしませんし。
私の場合は少人数の大学だったのでドキドキでしたが、それでも休学届けを出すまでの心臓バクバクはなんの意味もなかったかもというくらい、届けの受理も復学もあっけないものでした。
休学届けは年度毎に出さなければならないので毎年出す前は同じくらいドキドキしました。
でも毎回あっけないものでした。笑
そして復学後もとても楽しかったです。
休学したからこそ、楽しい学生ライフが送れたと思っています。
そんな私の休学理由は「精神的な不調、自律神経の不調のため」です。
以上。
指導教官もそれほど突っ込みもしませんし、
事務局なんてもうそれこそ事務的なものです。
とくに感情なんて介在しません。
「病院に通っている」とか「こんな治療をしていて大学に通える状況ではありません」とか事細かに書く必要もなしです。
もちろん大学によって多少の違いはあると思うので、必ず全ての大学がこう決まっているよ! というわけではないのですが、だいたいはこんなものだと思います。
休学は悪か?
ほとんどの人が「休学なんてとんでもないことだ」「休学するなんて人間のクズだ」「休学をするからにはそれ相応の大きな理由がないと受理されないに違いない。」そんな風に思っているのではないでしょうか。
まずズバリ言いますが、
そんなことはまったくありません。
いいですか、そんなことはまっったく、ありません。
大学をストレートで入ってまじめに生きてきた方ならなおさら、気になって気になって世も眠れないかもしれません。
でも、繰り返しになりますが休学って、そんなにたいそうなものではありません。
ただの「決断」です。
自分のキャリアは自分で決めるもの
この世に生まれて、
少なくとも日本の一般的な家庭で生まれ育って生きていると、
生まれて数ヶ月~数年で保育園や幼稚園に入り、
小学校に入り、
中学校へ行き、
高校を選び、
就職でなければ大学へ行き…
休むことなく、流れていきます。
でも、長い人生、なんらかの事情で止まらざるをえない時って、あると思うんですよ。
いつ止めるかを決めるのは
そして止まるのは
自分の意志と決断を持ってしか、できないのです。
そうでなければ、流されてしまうんですよ。
いつもいつもスムーズに流れていることは、一見とてもうらやましい、理想的なことに見えるかもしれませんが
そもそも人間ってそんな風にできてないと思うんですよね。
どこかで「あそび」の部分を作っておかないと、身体なり・心なりが壊れて
壊れてゆくことに気づかないまま過ごしてしまうことも多いはず。
若くして「休学」という決断をできた人は
私はとてもよい決断をされたと思います。
自己弁護じゃないですが。笑
「流されなかった」という証ですから。
スムーズに流れてなくてもいいじゃない。
人間だもの。
その必要性に気づかなかった人は
それはそれで、どこかにひずみが出たり出なかったりしていると思います。
何が言いたかったかというと、「休学は悪でもなんでもなくて、ただの『決断』です。」
周りの誰かから
「なんでそんなことするの」とか
「なんでそんな理由で」とか
言われる筋合いはありません。
自分が必要と感じたら、そう決断すればいいのです。
親に悪いとか思うかもしれませんが、
じゃあそのまま無理して通学して学業が身に入らなかったら、それは損じゃないの?
それこそ大損だと思います。
学費を払ってもらっている手前申し訳ないと思うなら、
休学してビジネスの勉強や実践をしながら心身を休めてもいいでしょうし。
復学後に自分で学費を払えるかもしれませんし、
一度視点を変えて学ぶことで、大学の勉強も身に入りやすくなりますよ。
私は休学期間中の過ごし方で少々後悔があるのですが(←私自身、罪悪感がありとても中途半端な過ごし方をしてしまった)
その反省をもとに、今現在休学しようかなー、でもなーと心揺れている方に向けてこの文章を書いています。
休学はエネルギーを蓄える期間です。
素敵な休学ライフを送ってくださいね。