以前「お義母さん」の読み方についての記事を書きましたが、
この手の親族名詞って意外と読み方が不安になる時ありますよね(^-^;)
今回は「義姉さん」の読み方について書いていきますね!
お義姉さん、お義姉様の読み方は「おねえさん」「おねえさま」でOK
以下は「義母さん」の記事からの引用です。
この場合、「義」の字は読まないのが通例です。
お義母さん =おかあさん
お義父さん=おとうさん
お義兄さん=おにいさん
お義姉さん=おねえさん
義弟=ぎてい(おとうと、でもOK)
義妹=ぎまい(いもうと、でもOK)
義実家=ぎじっか
義両親=ぎりょうしん
また、
義実家…配偶者の実家という意味。
義両親…配偶者の両親という意味。こちらのふたつの言い回しは最近たまに見かけますが正式な表現ではないと思われます。
自分の実家と配偶者の実家の家族を分けて呼ぶために生まれた俗な言い回しです。
おそらくインターネット上でぱっと見で解釈できるための便利な言葉として活用されている場合があるのでしょう。
直接語り掛ける場合
この場合は迷わず「おねえさん」「ねえさん」ですね。
また関係性によってはお名前にさんづけなどの方が柔らかく聞こえる場合も。
ちょっと悩むのは、お義姉さんと初対面の場合。
配偶者や婚約者から「姉の〇〇」ですと最初にお名前まで聞いていた場合には、すぐに「〇〇さん」と呼ぶ方が「お義姉さん」と呼ぶよりも距離感が適切に感じます。
特に婚約者のお姉さまなどまだ結婚していない場合なんとなく「お義姉さん」と呼ぶのも…とためらわれる場合もあるかと思います。
判断基準としては
名前まで聞いていれば☞お名前優先
名前はわからない場合☞お姉さん
でよいでしょう。
第3者との話題の中で配偶者のお姉様について話す際は「義理の姉が」「義姉が無難
別の第三者と「お義姉さん」の話をしているようなシチュエーションで、他人に説明する場合あえて「義理の姉」と言う(書く)ということはよくあることです。
特に関係性まで詳しく述べる必要が無い場合は「義姉(あね)が」といってもよいでしょう。
「義姉(ぎし)」とは、正式には読むものの一般的にはあまり使いづらいのではないかと思います。
PCとかスマホで「ギシ」て変換してもなかなか出てきませんし。
会話で「ギシが」と言われても→義姉ってパッと出てきませんよね。
本人に手紙やメールを送る場合
義理のお姉さんにお手紙やメールを送る場合、
なんとなく「お義姉さん」と書くと「敢えてそう書く距離感」みたいなものを感じる人もいるかもしれません。ちょっと考えすぎじゃない~? 言われるかもしれませんが、ひとの感情って意外と繊細なこともありますから。
ふだん呼びかける際に「おねえさん」と呼んでいる場合に
手紙やメールで文字上で「お義姉さん」と目にすると、距離感まではいかなくても少し固い印象があるのは事実です。
「おねえさん」とひらがなに崩してあげるとやわらかい印象になりますね。
お手紙やメールの中で配偶者について触れる時 (お義姉さんの実の弟) について触れる際は、
お名前にさん付けか弟さんが無難というべきかもしれませんが、実際のところ義理のお姉さんにお手紙やメールをお送りするぐらい家族ぐるみで親しい関係性ならば日頃配偶者を呼んでいる時の自然な呼び方でいいかと思います。