出産祝い | お金を贈る際の祝儀袋の書き方や扱い方ってこれでいいの?
赤ちゃんが産まれた!!身近に出産間近の人がいる...おめでたいことですよね。
さっそく出産祝いのお金を贈ろうと用意し始めたのに「あれ?出産祝いは結婚祝いと同じような表書きでいいのかな?」「夫婦連名の場合は?」「中袋は横書きOK?」などとパニックにならないように、出産祝いを贈る際のマナーを知っておきましょう!!
お祝い事のマナーを知ってビシッと決めると印象アップにもなりますよ。
ここでは出産祝いの贈り方を順番にご紹介いたします。
袋選びのポイント
出産祝いは母子退院後~1ヶ月くらいがよいとされるので、連絡を受けて性別や健康状態の確認をしてから袋を用意しても間に合いますよ。会う機会がないからと産前に贈るのは絶対にやめましょう。出産は何が起きるか分かりません。
お祝いを贈るのが遅すぎてもNGです。
私も出産してお祝いをいただいた経験があるのでよく分かるのですが、バラバラにいただくと、何回もお返しを手配する手間が発生してしまうのです...。出産祝いを頂けるのはありがたいのですが、産後しばらくはお母さんと赤ちゃんは外出できません。赤ちゃんのお世話で精一杯なので、少しでも負担を減らしてあげたいのでしたらお祝いは遅くならないように贈りましょうね。
御祝儀袋は画像のようなもので水引きがきちんと結ばれているものが好ましいです。水引きが印刷されているものもありますが、それよりはきちんと結んであるものの方が丁寧な印象です。
親しい友人や親族なら、一般的な御祝儀袋以外にも出産祝い用の可愛い袋が売られているのでそちらを選んでもいいですね。可愛い袋は喜ばれますよ。記念に後でリメイクするお母さんもいるようです。
封筒の書き方
封筒の表書きには毛筆か筆ペンを使用します。
表書きは
・御祝
・御出産御祝
などがいいですね。最近はあまり気にされていないようですが、4文字は「死」を連想させるので気になるようなら避けましょう。必ず濃い墨を使ってください。
封筒の下半分には自分の名前を書きます。
夫婦連名の場合、中央に夫の名前を名字から書き、その左に妻の名前を書くようになります。会社などでお金を出し合った場合は部署名+一同と書き、メンバーの住所や名前を書いた紙を中に入れておきます。金額がバラバラなら誰が何円贈ったかの記載もしましょう。
中袋はどう書く?
中袋は必ず使用してください。お金を裸で入れるのはNGです。
基本的に表面中央に縦書きで金額を書くのですが、横書きするように予め印刷されている場合はそれに従いましょう。中袋の裏面には自分の住所と名前を書きます。表書きと同じように毛筆か筆ペンを使ってください。
お札は新札を用意し、人物の描いてある面が表になるように入れます。
5千円を入れた場合、他の御祝儀のときと同じように漢数字の「伍」を使い「金伍千円」と書きましょう。「也」は書かなくてもいいとされています。
ちなみに出産祝いの相場ですが、
友人→5,000~10,000円
親族→3,000~5,000円
会社の同僚→3,000~5,000円
関係性によって前後しますがこのあたりが相場になります。
親から子供へ贈る場合は相場など関係なく自由です。
お祝いしたい気持ちが大切
重要なポイントをまとめるとこのようになります。
・出産後1ヶ月までに贈る
・水引きは蝶々結びのものを選ぶ
・表書きは筆で「御祝」もしくは「御出産御祝」と書く
・中袋は表に金額を漢数字で書き、裏に住所氏名を書く
予めマナーを知っておき、新しい命の誕生を気持ちよくお祝いしてあげることが大切です。
このようなことをしっかり覚えておくと、いざというときに余裕を持って対応できるので印象アップにもなりますよ!!