40歳で「貯金なし」だからと言って人生終わってるとは言えない
先日ネットサーフィンをしていたらこんな記事に出会いました。
『30・40代で「貯金ゼロ」の人は23.1%、貯蓄額100万円以下は6割』(MONEYzine編集部 2019.03.08)
私自身極貧生活が長かったので、40歳間近で貯金がない自分って人として終わってるんじゃないか…と内心思っていました。
もちろん恥ずかしくて誰にも言えませんでしたし、友達と貯蓄の話なんてなかなかできませんから「自分はこの先生きていけるのだろうか」と不安ばかり。
でも今自営業でなんとなく毎日回っていくようになった目線で見てみると、「貯金がなくてもなんとかなるんじゃないかなあ。てか貯金より大切なものあるよね」と思うようになりました。
そんな私が思う、「今貯金が全然なくてもこれから人生を挽回するために身に着けた方がいいマインド」について書いてみたいと思います。
貯金があるから安心、とも言えない
仮に国民の平均よりも貯蓄があったとしましょう。
でも普通に会社からもらうお給料をコツコツ貯めて貯金してそれを守ることだけが老後人生に必要なお金を確保する手段だと思っていたら、なかなか厳しいものがあります。
今働けている環境も、日本の今の政治経済の状況も、このまま一生続くなんてことはあり得ません。
突然のケガや病気、思いもよらない不慮の事故などでそれまで続けていた仕事ができなくなってしまうことだって十分考えられます。
そうなったら、今持っている貯金でほんとうに足りるでしょうか?
でも人はつい自分の手が届く範囲内のことが当たり前でそれは変わることがないと思い込んでいます。
本当の強さとは、変化をしなやかに乗り越えていける柔軟性です。
頑なに「これでも足りない、まだ足りない…」と節約節約だけを命じて生きていくと、正直ちょっと息苦しい人生になってしまうでしょう。
貯金よりも大切なことは「投資」
もし仮に今現時点で手元にある貯金がなかったとしても「投資」意識がしっかりしていれば、将来的にお金を増やしていける可能性があります。
でも投資なんて難しくて、サッパリ…という方も多いのではないでしょうか。
そんなに小難しく考えるのではなく、「自分の力で稼いでいくために自分に投資する」という意味です。
つまり、知識や経験を身に着ける、ということ。
具体的には
・お金について知る
・時間の使い方について学ぶ
・自分の力でお金を生み出してみる
・労働以外でのお金の流れを作る
などです。
収入の柱を増やそう
会社員よりもフリーランスや起業家の方が優れているといいたいわけではありません。
会社の環境が居心地の悪いものでなければ、決まった時間働けばその対価としてお給料を頂ける会社員は、ある意味非常においしいです。
でも私は環境に耐えられなかったので会社員という選択肢がありませんでした…
お金に困って困ってしょうがない時代は、本当にお金に対してもビジネスに対しても無知でした。
「好きなもの一本で生きていくことがステイタスだ!」なんて思い込んでいましたが、今はそうは思いません。
どんな仕事をしている人であれ、自分の人生を・家族の人生を守りたいと思ったら「収入の柱を複数持つ」ということは必ず考えなくてはいけない。心からそう思います。