ダンスで起業をしたいと思っている人がやった方がいいこと5つのリスト
さあ!ダンスで独立するぞ!
フリーランスになるぞ!
起業だ!!
そう決断をした時。
ぜひやってほしい5つのことを書いてみました。
そんな私はダンサーとして起業して15年。
自分の失敗を振り返って、今何もかも無くして0になったらこれだけしっかりやる!!と思う内容を厳選してお届けします。
起業をしたら、正直「やった方がいいかも」と思われることが山ほど押し寄せてきます。
税金のこと?
人脈づくり?
生徒さんを集める?
レッスン会場を探す?
DMを送る?
チラシを配る?
出演する?
フライヤー作る?
ホームページ作る?
〇▲×&%$#"…!!!!
自分の練習や作品作りをしたいのに、その時間が充分にとれない…
これは私の実体験であり反省です。
何をやるべきか、ど同時に何をやらないか決めることが大切。
本当に大切なところを見極めていきましょう。
1. 専門分野の研究・鍛錬
これは言うまでもないこと。
ダンスで起業するなら自分の専門のジャンルの練習は毎日毎日毎日毎日ひたすら続けましょう。
ライバルや憧れの人を客観的な目線で研究することも大切です。
踊り方、というか技術そのものではなくて活動の仕方やブランディング、戦略についてもきちんと考えられているかという目線で見ることも忘れずに。
2. ビジネスの勉強
これ絶対だいじ。
ダンスの勉強をする時、たとえインストラクターやダンサー養成講座のようなものを勉強しても、その先独立してから何が必要なのかを教えてくれるところはほとんどないでしょう。
でもプロとして仕事をするならばこの視点は絶対不可欠なことです。
乱暴なことを言えば、ここの手腕が優れていればそんなに質が良くないものだって売ることができてしまうくらい「ビジネス」という観点でいえば重要なキーワードとなる部分です。
特にマーケティングと集客の勉強はするべきですが、単体で勉強するよりも
ビジネス全体を俯瞰してみることも必要です。
ダンスから少し離れて、「何か世の中で求められているか」「何か流行っているか」「ニーズは何か」「売れるものは何か」という視点で学びます。
「お金を稼げるようになる」「マネタイズ(収益化)する」ことに関して先に実績を出して、
余裕ができたら好きなことを伸ばす。正直これが結果がでるのが早いです。
なぜかというと、
アートの世界は評価が人それぞれ。指導をするにしても、再現性が難しい世界です。
だからこそハマると抜け出られない中毒性があるのも事実ですが
最初からそこ単体で活動すると資金繰りが苦しくなります。
そのため、アートよりも再現性の高い「ビジネス」で結果を出す。
その余力で芸術活動をマイペースにやる。が個人的に最強の取り組み方だと思っています。
3. 実践
ビジネス
学んだらすぐアウトプットする。
お金を稼ぐ実践をする、情報発信をする、改善をする、
この繰り返し。
アウトプットなくしてはレベルアップすることはできません。
ダンスのお仕事
「お仕事」=お金を稼ぐ、は後回しにして、とにかく最初は無料で発信をしましょう。
自分の技術向上のために
学んだらすぐアウトプットする。
ショーに出る、動画を取る、情報発信する、レッスン動画を取る、情報発信をする、改善をする、
この繰り返し。
アウトプットなくしてはレベルアップすることはできません。
4. 仕組化
この部分をきちんとできている人は非常に少数派。
私も4,5を意識するようになったのは正直ここ数年です。
でも一番大切で起業する時に一番知っておきたかった…と自分を恨みました。笑
Facebook、Twitter、Instagram、ブログ、YouTube、やってはいるけれどバラバラになっていませんか?
イベント出演、レッスン、ボランティア、スタジオ運営、活動はしていても一回きりで終わりになってはいませんか?
インターネット上にしろオフラインにしろ、「仕組」を意識してキャリア設計をしなければ最大限に効率化することはできません。
あなたの価値を受け取ってくれる観客、クライアント、生徒さん、、、受け手側の導線をしっかり意識して商品を企画していきましょう。
5. 自動化
仕組をつくる際に、なるべく自動化するということは意識すべきです。
自分が動いていなくてもお金が流れる仕組。
これがなければあなたが怪我をした時、女性だったら妊娠・出産の時、病気の時…
何かあった時に全てのキャリアを0に戻さなければいけません。
私も以前膝を怪我して長らく活動をお休みしなければならなかったことがあります。
当時は仕組化や自動化のことなんて全く意識していなかったので、長期休業を機に辞める生徒さん続出、スタジオ閉鎖ということになってしまいました。
人を雇うということも自動化のひとつではありますが、
利益を最大化するために、そしてリスクを最小限に抑えるために、オンライン上で完結する仕組みをつくっておきましょう。
オフラインのビジネスはオンライン上の土台ができあがってからで十分。
まとめ
税金のこと?手続きのこと?そんなことは稼いでからで大丈夫。
どんな業種でも起業する・フリーランスになると決めたらもうあなたは経営者になるのですから、ビジネス的な目線で物事を見ることができなくてはいけません。
一番考えなくてはいけないのは「どうやって収益を上げていくか。」
でも、消費者というかファン側の立場に立ってみると、
アートのジャンルでお金の匂いがすると、なんだかいやな気持になりませんか?
習っている先生があまりにも金儲け主義だ、好きなアーティストがいるけれどなんとなく搾取されているように感じる、などお金が前面に出ると活動はうまく行きません。それは、ビジネスとしても一番大切な「信用」を失うからです。
お金お金になってしまうのは、お金についての知識がないから。
しっかりビジネスについて知ることで、「ダンス」に「お金」を匂わせない仕組を作ることが可能になります。
芸術にお金を絡ませないというのは、お金についてなんにも考えずに逃げるのとは違います。
逃げているけど逃れられないものだから最終的に歪みが出てしまうのです。
広い視野で、かつポイントを厳選して効率的に時間を使っていきましょう!